アラフォー世代の婚活について
2016年に厚生労働省が行った調査では、日本における初婚の平均年齢が
男性で31歳、女性で29歳という結果が出ています。この結果からも分かるように、
現在のアラフォー世代の晩婚化は明らかに進んでいるという結果となっています。
ただし、独身者の80%以上が将来は結婚をと望んでいるという
意識調査の結果がありますので、決して結婚をしたくないと
考えているわけではないということです。
結婚はしたいのに、どう行動を起こすべきかわからない、あるいは、
結婚の理想が高すぎてパートナーに巡り会えない等の理由で、
結婚まで至らないのが現状のようです。特に、アラフォー世代になると、
ここまできたら諦めたくない、妥協できないという感情が邪魔をしますので、
自分で自分の首を締め、婚活が進まなくなっています。
数値で見るアラフォー婚活
未婚率を見てみると、30代後半の男性は約37.4%で、女性は約29.5%、
40代前半になると男性33.6%で女性が27.8%となっています。つまり、アラフォー世代で
独身でいることはもはやマイノリティではなく、男女ともに約3人に1人は
独身であるということになります。職場やあらゆるコミュニティで
独身が珍しくなくなった昨今、ある意味仲間が大勢いますので、結婚に対する
焦りというものが薄れる原因にもなっているようです。
では、アラフォーからの婚活がどれだけ成功するのか、未婚率の推移を見ると、
30代後半独身男性、女性ともに約15%の人がゴールできています。そして40代前半の
独身男性では約14%で、独身女性では約8%という結果ですので、
厳しい数値であることが判断できます。このように、アラフォー世代の婚活は、
決して楽観視できないということが数値からもわかりますので、結婚への意識を
変えて行動を起こすことが重要なポイントです。
独身者が増えたから、周りにもいるからと安心してしまうと、かえって婚活のゴールが
遠のいてしまうという結果になりかねませんので考え方を変える必要があります。
カウンセラーから見たアラフォー婚活
カウンセラーによると、独身のアラフォーが本気で焦り始めるのは、
男性で40代前半、女性で30代後半という印象のようです。また、アラフォーの婚活の
特徴として、近年離婚経験者も増えていることもあり、アラフォーで結婚する夫婦の
どちらか、または男女とも初婚ではないケースが増加しています。
平成28年の調査では、約27%のカップルどちらかが再婚者という結果が出ていますので、
約4分の1が再婚ということです。
初婚の人にとって、再婚者もライバルになるという現状、さらに理想が高いために
ギャップが埋まらず結婚できないということになります。アラフォー世代における婚活とは、
体力気力ともにギリギリになりますので、モチベーションがまだ保てるうちに
頑張って実現することが重要です。
ちなみに、結婚の暁に指輪を購入するケースは少なくありませんが、婚活が成功した時に、
どんな指輪が欲しいかを検討しておくのもいいでしょう。「婚約指輪を取扱う専門店」によっては、
身に着ける人の個性や年齢に合わせた指輪を選んでくれるジュエリーアドバイザーという
宝石の専門士が常駐しています。体力や気力を使って苦労したぶん
婚活に成功をした暁には、自分に最適なリングを選んでみてもいいかもしれませんね。