骨の老化
年齢と同時に、避けられないのが老化現象です。
私たちの体は、食事などで栄養素を摂取していますが、体内でしか形成できない栄養素をもあります。
そのため徐々に体内の栄養素が減少したり、不足したりしてしまいます。
すると体に何かしらの形で変化が起きます。その一つの変化が老化現象です。
40代から50代にかけて、体の変化を最も感じやすくなります。
中でも骨の老化現象は深刻な問題になっています。
骨の老化現象は体を支える為に重要な働きをしています。
しかしそれだけでは無く、骨の内側にある脊髄が赤血球や白血球の形成にも大きな影響があります。
骨の老化現象の防止は体全体のアンチエイジングにつながります。
姿勢に注意
40代後半から50代になると自覚症状として感じるのが身長の低下です。
家族と並んだ時に背が低くなったと自覚する人もいれば、姿勢が悪くなった気がすると実感する人もいます。
そう気づいた時に、早く対策をとる事が大事です。
特に姿勢が悪くなり易い人には特徴があります。
余り体を動かさず運動をしない人、喫煙者、牛乳や魚などカルシウムの元になるものを食べない人、生理不順の人などは、骨の老化が早くなり易い為姿勢が悪くなり易いです。
姿勢が悪くなると、骨が曲がりからだが硬くなってしまいます。
昔から体が硬いからとか猫背だから仕方ないと決めつけずに早い段階で体を柔らかくするための対策を行うといいでしょう。
そうする事で姿勢の改善だけでなく、身長が低下してしまう事を防ぐ事ができます。
身長低下を防止
身長は年齢と共に低くなってしまうと思い込んでいる人がいます。
しかし必ずしも誰もがそうなるという訳ではありません。
年齢と共に身長が低下してしまうのを予防するためには体のしなやかさを保つことが大事です。
多くの人は年齢と共に動くのが面倒になり運動などをしなくなる人が増えます。
そのため普段使用しない筋肉はどんどん低下してしまいます。
その為一日のほんの少しの時間を活用して、体をしなやかにする動きを取り入れる事がお勧めです。
一日2分程度で誰でも無理なく始める事ができるのでとてもおすすめです。
胸を開くように大きく深呼吸を繰り返し、両手を組んで上に挙げて大きく呼吸しながら背中を伸ばすという動きを2分程度交互に繰り返します。
毎朝起きてから布団の中で寝た状態で行うだけのとても簡単な方法です。
体が硬い人でもやり続ける事で前屈が以前よりも深くできるようになったという効果も多いです。
膝の関節や、腰や背中の筋力や骨がしなやかに動かす事ができ、自然と姿勢が良くなります。
毎日少しの時間ですが、目を覚ますという意味でもお勧めアンチエイジング法です。